デジタルツール(NFT)活用への抵抗感を如何に解消し、知識やスキルを習得、活用に繋げるか

デジタル施策活用のための抵抗感の解消、知識の習得や組織への浸透というテーマで、下記寄稿頂きました。(寄稿者:人材育成コンサルティング会社経営者)

NFTに興味はあるけど、概念が新しすぎて抵抗がある、日々の業務の中で学ぶ時間がない、上司を説得する自信がない・・、と言う方は、ご参考まで目を通してみてください。何かしら次の行動へのヒントがあるかもしれません。

NFTの取引所「Opensea」、NFTや暗号資産を保管するウォレット「META MASK」

<寄稿文>
組織や個人がデジタルツールをさらに活用し、成果につなげるための方法を考察してみました。

先ず大前提となるのが、物理的なインフラストラクチャーの整備:コンピューター、インターネット、モバイルデバイスなどの基本的なインフラを整える事と思います。そのうえで、デジタルツールの導入を行いますが、その時に、導入する目的に合ったツールを選ぶことが重要です。

当然の話かもしれませんが、日進月歩で新しいものが開発されるデジタルツールで自分の目的に合ったツールを見つけるためには、日々どのようなデジタルツールが開発されているのか、情報収集をしておくことが必須です。

これから更にデジタルツールの発展が進むなかで、個人がデジタルツールに関する知識やスキルを習得することが今まで以上に求められます。個人がデジタルツールに関する知識やスキルを習得するには下記が効果的と言われています。

  ●自分のスキルセットを明確にする: 自分が望むスキルを明確にすることが重要です。
  ●学習リソースを探す: インターネット上には多数のオンラインコースやトレーニングリソースがあります。
  ●プロジェクトを実施する: 実際に何かを作成することでスキルを磨くことができます。
  ●コミュニティに参加する: オンラインフォーラムやメーリングリストなどを通じて他の人と交流することで、新しいアイデアやアドバイスを得ることができます。
  ●定期的に学ぶ: 新しいテクノロジーやツールなどについて定期的に学び、最新の情報をキャッチアップすることが大切です。

上記を読んでいかがでしょうか。じつは、私自身も日々学習と思い、今回のこの文章を書くことを上記の“プロジェクト”とし、ChatGPTを使って作成してみました。

「ChatGPT」とはOpenAIが開発した言語モデルです。このモデルは、人間のように文章を生成し、質問に答えることができます。このモデルは、膨大なテキストデータを学習して、自然な文章を生成することができます。このモデルは、カスタマーサポート、FAQの自動応答など、様々な用途に利用されています。出典:ChatGPT Jan 30 Version.

ChatGPTロゴ
ChatGPTとの会話文

使ってみて分かったことは、デジタルツールをさらに活用し、成果に繋げるのに一番障害になるのは、社会や個人の価値観なのかもしれない、ということでした。

なぜかというと、今までお金を払って得ていたサービスや自分が努力して習得した知識・スキルを使い成果を出したことが、ものによってはデジタルツールを活用し得たい成果が手に入ってしまいます。

今回のChatGPTで文章を作るために、自分に知識が無くてもほかの人にお金を払わなくても、書いてほしいテーマに関して記事を書いてくれました。得たい成果は手に入りましたが、罪悪感というかそれを信用し使用していいのか、倫理観的な違和感は感じました。もしかしたら、この過去の経験に基づく価値観が新しいデジタルツールの活用を妨げているのかもしれません。

世の中ではすでに多くのデジタルツールが使用されています。プロセスオートメーションや情報管理など業務の効率化の目的のデジタルツール、SNSやチャットアプリなどのコミュニケーションツールなど、様々なツールがあります。

今回は更に活用する、という観点でまだ使用されていないようなデジタルツールをさらに活用し成果につなげる、ということを試し考察した記事でした。